鼻水を止める方法 くしゃみ解消の特集 岐阜市版

くしゃみ・鼻水とは

くしゃみは、鼻粘膜、咽頭粘膜に付着した病原体、ダスト、花粉などを激しい呼気で、
体外に排出する反応です。花粉症の場合、肥満細胞由来のヒスタミンが、知覚神経を
を介して、くしゃみ中枢に作用して「くしゃみ」が起こります。

鼻水には、体内に取り込む空気を加湿したり、異物を体外に排出したりする役割が
あります。鼻粘膜に、風邪、インフルエンザ、花粉症などによる炎症が生じると、
分泌量が増えて、いわゆる鼻水症状が出現します。

病院で処方される抗ヒスタミン薬の活用

病院で処方する第一選択の鼻炎薬として、抗ヒスタミン薬があります。鼻水を止める
効果があり、くしゃみ対策に有効です。反面、個人差はありますが、眠気の副作用が
あります。第２世代の抗ヒスタミン薬は、眠くなりにくい鼻炎薬となっています。

詳細は、左カラム「花粉症よくある質問」にある、口コミの多い花粉症治療薬の
ページを参照して下さい。

眠くならない鼻炎対策の漢方薬

仕事上、眠気があると困る方がいます。漢方薬は長く飲んで治すというイメージが
ありますが、鼻水・くしゃみ対策の漢方薬は、眠気の心配はなく即効性があります。
さらに、鼻水・くしゃみ症状が強い方は、西洋医学の薬と併用することも可能です。

詳細は、左カラムにある「花粉症よくある質問」の花粉症に効く漢方薬のページ、
又は、漢方のおすすめ花粉症治療のページをご覧下さい。

眠くならない点鼻薬

鼻粘膜に直接噴霧するので、アレルギー症状の緩和に効果的です。ステロイドの
点鼻薬を、１日１～２回、鼻腔に噴霧することで、鼻水・くしゃみを止めます。
局所投与なので身体への負担は少なく、症状の重い方は試すと良いでしょう。