鼻水、くしゃみ、目の痒みを抑える抗ヒスタミン薬は、眠気、集中力の低下などの
副作用が生じることが問題となります。脳内でヒスタミンは、私たちを覚醒を維持
する働きがあるのですが、薬が拮抗するので眠気を催します。
薬を飲んだときの印象は個別に異なりますが、眠くなりにくい鼻炎薬として、
アレグラ、クラリチンがあります。その他、アレジオン、タリオンなども
眠気が少ない印象です。これらは第二世代の抗ヒスタミン薬です。
点鼻薬は鼻粘膜への局所投与なので、眠気を生じません。実際には、
第二世代の抗ヒスタミン薬と点鼻薬を用いると効果的です。各薬剤の特性、
半減期が異なるので、病院の担当医と相談するとよいでしょう。
花粉症対策のため病院でよく用いられる抗ヒスタミン薬とは異なり、漢方薬の特徴として、
眠気を生じないメリットがあります。生薬に含まれている有効成分の一つ麻黄は覚醒に働く
作用があるので、抗ヒスタミン薬と併用することもあります。
岐阜市にある阪野クリニックでは、くしゃみ、鼻水、鼻づまり症状が強い方に対して、
西洋医学の花粉症治療薬と漢方薬を組み合わせてアレルギー性鼻炎に対処します。
眠くなりにく鼻炎薬、眠くならない鼻炎薬をご希望の方、ご相談はお気軽に。
岐阜市にある阪野クリニック院長が、耳鼻科や内科などの病院外来で処方される薬の中で、眠気の副作用が少ない治療薬について動画で解説します。
上述した薬に加えて、下記の3種類については、眠くなりにくい鼻炎対策の薬です。
ディレグラ配合錠:フェキソフェナジン塩酸塩30mg及び塩酸プソイドエフェドリン60mg
これは、アレグラにα交感神経刺激薬の塩酸プソイドエフェドリンを組み合わせたもので、
鼻づまり対策に効果を発揮します。
そして、平成28年11月からは、新薬ビラノア(ビラスチン)とデザレックス(デスロラタジン)の
処方が可能になりました。
これらの2種類の花粉症治療薬は、眠気の副作用が従来の抗ヒスタミン薬と比較して少なく、
つらい鼻水、鼻づまり、くしゃみ症状のコントロールに優れるため、
スギ、ヒノキなどの季節性アレルギー性鼻炎で悩んでいる方々に福音となります。
詳細は下記ページをご覧下さい。
早めに対策したい花粉症の予防薬
症状を軽くする初期療法とは?
眠くならない鼻炎薬・治療薬とは?
くしゃみ・鼻水対策ついて教えて下さい
眼科用の目の痒み対策の目薬について
病院・耳鼻科で行う花粉症検査と費用
眠気が生じない花粉症に効く漢方薬
漢方のおすすめ花粉症治療とは?
病院で行う注射について教えて下さい
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