病院の外来で、妊娠中または授乳中ですが、花粉症の症状、くしゃみ、鼻水、
鼻づまり、目のかゆみを何とかして下さいという相談される場合があります。
妊娠中は赤ちゃんへの影響が心配なので、治療相談を希望する方もいます。
妊婦、授乳婦の場合、薬に頼らない方法、すなわち、抗原の回避が一番ですが、
重症の花粉症で日常生活に支障が出る場合、病院の薬に頼らざるを得ない
状況も出てきます。
一般的に、妊婦・産婦、授乳婦に対する投薬は、治療上の有益性が危険性を
上回ると判断された場合にのみ投薬します。
妊娠4週から7週は器官形成期と呼ばれ、臓器の原型ができるときなので、
薬の服用を中止します。妊娠8週から15週にかけては、慎重に薬剤の
局所投与を行います。
妊娠16週以降は、薬剤の局所投与(目薬、点鼻薬など)と飲み薬を
状況に応じて使用します。当院では漢方薬による花粉症対策を行います。
授乳中の花粉症治療については、薬剤の母乳移行が気になる方から相談を受けます。
母乳に移行する薬剤の量は少ないため、妊娠中に投薬可能な薬剤なら赤ちゃんへの
影響は限定的です。もちろん、抗原回避が原則となります。
岐阜市にある当院では、妊娠中、授乳中でスギ・ヒノキ花粉症の症状で
お困りの方に、漢方薬による治療、点鼻薬、点眼薬・目薬による治療を
行っております。漢方治療は保険適用です。
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